【DXハイスクール】【情報Ⅱ】世界シェアNo1(※1)のエプソン 産業用ロボット(スカラロボット)プログラミング/実機操作実習を実施

 今年度開講した「情報Ⅱ」履修者と希望者あわせて15名は8月18日(月)、夏季の特別実習としてセイコーエプソン(株)(以下、エプソン)豊科事業所へお邪魔し、産業用ロボットのうちエプソンが圧倒的シェアをほこる水平多関節(スカラ)ロボットをプログラミング操作する実習を行いました。
 午前中は学校でエプソンの皆様のレクチャーをいただき、これまでのプログラミング学習の知識をいかしながら、シミュレーターを動かすプログラムを書きました。今回はスカラロボットに「筆ペン」を持ってもらい、「正」という漢字を書くという課題。チームごとその完成度を競う「美文字」選手権というコンセプトで、楽しみながら取り組みました。

 午後、いよいよエプソン豊科事業所へ移動し、エプソンの会社概要や産業用ロボットについての基礎的講義を受けた後、午前中に作成したプログラムで実機を動かしました。当然、思ったよう簡単には動いてくれませんが、何度も試行錯誤し、プログラムを修正。チームによっては創意工夫で筆ペンの筆圧や角度などを工夫しながら、完成度の高い「正」の字を目指しました。最後に、多くのエプソンの産業用ロボットを紹介いただき、自分たちで実機を動かしてみたからこそわかる、産業用ロボットの技術のすごさを実感しました。そして、人間の大変優れた「感覚」や「動作」に対して、ロボットができることは何なのか、産業用ロボットを活用する意義とその本質に迫ることもできました。
 現在は産業用ロボットを動かすのはとても大変といえば大変ですが、自然言語で操作する研究も進んでおり、また昨今大幅に進化しているAIの応用も期待されるそうです。「皆さんが働くようになるころには、確実に大幅な進化を遂げているはず」という言葉がとても印象的に響きました。

 今回の大変特別な実習にあたり、エプソン豊科事業所の皆様には、研修内容、会場設営はじめ準備のために多くの時間を割いていただきました。また、お盆休み直後というタイミングにもかかわらずあたたかく、丁寧に本校生徒にご指導くださいました。心より御礼申し上げます。

<本校は文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の指定を受けました。デジタル・スキルおよびデータ・サイエンス、STEAM領域の取り組みをさらに加速させてゆきます。>

(※1) 産業用スカラロボットの2024年の金額ベース出荷実績において
(株式会社富士経済『2025年版ワールドワイドロボット関連市場の現状と将来展望』調べ)