個別海外研修が順次始まっています。カンボジアチームがプノンペンに到着。早速、ポルポト派時代の大量虐殺の悲しい歴史を学ぶため、トゥルースレン刑務所博物館・キリングフィールドを見学しました。実際の拷問の現場や大量の頭蓋骨が並ぶ記念塔を前に自ずと想いは現在のウクライナ問題に繋がり、人が持つ残虐性の恐ろしさについて深く考えさせられました。
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午後は73人の子ども達が暮らす孤児院(FLO)を訪れました。持参したけん玉や折り紙などで一緒に遊んだり、夕飯は薪を炊いたコンロでカレーを作って一緒に食べました。一人ひとりが何かしらの事情がある子ども達ですが、本当に明るく無邪気で素直で目がキラキラしていて。最後は縣陵生と腕組みしたり抱きついたりすっかり仲良くなりました。後ろ髪を引かれる想いでお別れしました。
恵まれない子ども達を励ますボランティア活動を目的としたプログラムでしたが、元気をもらったのは完全にこちらの方でした。多くの方の善意の寄付によってこの施設は運営されているそうです。子ども達は放課後、パソコンや語学を学んで一生懸命勉強しているそうです。どの子も現地の言葉のクメール語に加えて流暢な英語を話していました。