7月28日から行った能登臨海実習ではヤドカリ探究をするグループ(探究科1年生5名)がありました。ヤドカリといえば、貝を背負っている姿が特徴的ですが、この貝はヤドカリの体の一部ではなく、別の生きものである巻貝の殻を借りてその中に潜り込んでいます。文字通り”宿借り”です。ヤドカリ探究グループは、このヤドカリの貝殻に注目して、ヤドカリはどのような特徴の貝殻を好むのか調べてみることになりました。
そこで、本校の探究STEAMラボにある3Dプリンターの登場です。
県陵祭時にこの機器を駆使して全校制作を作成した“3Dプリンターマイスター”の田上さん(探究科2年生)の指導のもと、1年生5名が3Dプリンターを使って様々な形状の”ヤドカリの貝殻”を作成しました。1年生は今回が初めての挑戦でしたが、試行錯誤の末、イメージ通りの貝殻を作成することができました。
能登半島で実際にヤドカリがどのような反応を示すのか楽しみな様子でした。
<本校は文部科学省の高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)の指定を受けました。デジタル・スキルおよびデータ・サイエンス、STEAM領域の取り組みをさらに加速させてゆきます。>



