戦争探究ゼミ 上原良治についての講演会開催

 今年度は、夏休みを中心に「戦争」について考える「戦争探究ゼミ」を行っています。8月8日(木)は豊科郷土博物館館長の原明芳先生をお招きして、長野県の特攻隊員「上原良司」についてご講演いただきました。両親にあてた遺書や特攻前夜の「所感」を生徒たちと読み、また、パプアニューギニアで戦死された方が所持していた日の丸を見せていただきました。「上原良司は史料が残っているけども、いつどこでどうやって亡くなったのかがわからない人のほうが多い」という話が印象的でした。生々しく戦争を感じられる遺品(血痕が付着していました)を見て、息を呑む生徒の様子が伺えました。

 次回は8月17日(土)、東京都立光明学園元教員の渡辺美佐子先生をお招きし「身体障がいをもつ子どもたちの学童疎開」について考えます。会場はMウィング。県高文連ボランティア専門部との共催です。