”縣陵”へようこそ

松本県ケ丘高等学校は、長野県の直中にあって「岳都・楽都・学都」で知られる松本市に位置し、学び舎は信州の学問の聖地「あがたの森」に隣接しています。また、四季折々の花が北アルプスに美しく映える信州の自然の美しさを味わえる風光明媚な地でもあります。

1923年（大正12年）長野県松本第二中学校として開校され、1948年（昭和23年）の学制改革により、長野県松本県ケ丘高等学校に改称されました。100年の歴史の中で、本校を巣立った卒業生は約３万名を数え、県内はもちろん、全国、海外で活躍しています。そして初代校長小松武平先生の三大遺訓「質実剛健であれ（Simplicity and Fortitude）」「大道を闊歩せよ（Pride in Oneself）」「弱音を吐くな（Resilience）」は、「縣陵三大精神」として生き続けています。

また本校は、創立当時の精神を引き継ぎながら、地域や時代の要請に応え、常に新しい教育を導入し続けています。大学や企業、研究機関等と連携し、探究的な学びを核としたカリキュラムを展開しているほか、志望する進路に応じた科目を選択できる進学型単位制、生徒が自分で企画する「個別海外研修」の実施など、生徒の主体性を育みながら、「次の100年」を見据えたチャレンジを積極的に展開している学校です。

他にはない魅力あふれるこの「縣陵」で、これから入学する皆さんが大いに活躍し、本校の伝統に新たな輝きを加えてくれることを期待します。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　長野県松本県ケ丘高等学校長　　腰原　智達