10月に探究科が金沢研修を実施しましたが、普通科はさらに研修地域を金沢を拠点として北陸全域に広げて「北陸研修」を実施しました。 目標を大きく2つ、「知ること」、「身に付ける」こととしました。 「北陸と信州の特徴を比較し、そこに存在する普遍的課題を知る」「知識や情報を相互作用的に活用する能力を身に付ける」など、目標を立てて3日間の研修に取り組みました。
1日目
金沢研修 兼六園界隈のほか、21世紀美術館、東茶屋街、金沢駅周辺を訪問しました。 ホテルでの夕食後、その場でグループの仲間とすぐにタブレットとプレゼンテーションソフトを活用。事前学習で調べてきた課題について、現地を訪れてどのようなことがわかったか、また新たなどのような疑問が生じたかグループの仲間と協働的に議論したりまとめていました。
2日目
北陸各地6コース別研修 北陸3県に6コースの巡検コースを設定し、いろいろな場所を見学、体験、取材させていただきました。コースは、①作るコース、②海コース、③里海里山コース、④エココース、⑤水コース、⑥エネルギーコースの6つ。 それぞれ現地の人々、自然、文化、歴史と触れ合いながら、生徒自身の五感を使った取材力や表現力を駆使し、新たな知とその活用を協働的に・主体的に発揮することを期待して設定しました。
3日目
白川郷、高山研修 白川郷では深い谷あいに残る日本の原風景といわれる人々の生活、産業、文化を見学・学習し、高山では江戸時代金森長近治世以降の城下町としての古い街並みを見学して山間にありながら繫栄した往時の姿を思いながら学んできました。 新コロナ禍の状況下で、入学以来初めての学年としての宿泊行事を無事実施することができました。